コンタクトレンズ処方とは
- コンタクトレンズは「高度管理医療機器」に分類されています。検査で目の状態を確かめ、処方と使い方の説明を受けてから使います(出典: 日本眼科学会「コンタクトレンズ障害」)
- 色のついたレンズ(カラーコンタクト)や、度が入っていないレンズも同じ医療機器です。検査と処方が必要です
- 目に合わないレンズや誤った使い方で、角膜(黒目)の傷や感染が起こることがあります(同じ解説による)
こんな症状はご相談ください
- 初めてコンタクトレンズを使いたい
- 度数が合わなくなってきた
- 装用中に乾く、ゴロゴロする
- カラーコンタクトや、度の入っていないレンズを使いたい
- 通販や、検査を受けずに買ったレンズを使っている
症状をもっと詳しく
- 初めてコンタクトレンズを使いたい
- 度数が合わなくなってきた
- 装用中に乾く、ゴロゴロする
- カラーコンタクトや、度の入っていないレンズを使いたい
- 通販や、検査を受けずに買ったレンズを使っている
困っていることがなくても、検査を受けてから使うものです。
原因とタイプ
レンズのタイプ
やわらかいレンズ(ソフト)と硬いレンズ(ハード)があります。
やわらかいレンズには、1日で使い捨てるもの、2週間や1か月で交換するものがあります。乱視用、遠近両用もあります。
どのタイプが合うかは、目の形、涙の量、使う時間によって変わります。
目のトラブルが起こる原因
コンタクトレンズによる障害には、次のものがあります。
- レンズの表面が乾いて摩擦が増え、乾燥感や異物感が出る
- レンズの汚れで、上まぶたの裏が変化し、かゆみや目やにの原因になる
- 装用時間や交換期間を守らないと、角膜が酸素不足になり、むくみが起こりやすくなる
- 目の表面の傷から細菌などが入ると、痛み・充血・目やにや角膜の濁りが起こることがある
細菌の種類によっては、重い角膜の炎症を起こすことがあります。
検査の内容
- 視力検査(裸眼・矯正)
- 屈折検査(近視・遠視・乱視の度合い)
- 目の表面と中を拡大して見る検査
- 角膜(黒目)の形と大きさを調べる検査
- 涙の量と目の表面の状態を調べる検査
- まぶたの裏を確かめる検査
- レンズを実際に着けて、目に合っているかを見る検査
治療の選択肢
処方までの流れ
1. 検査で目の状態を確かめます
2. 目の状態と生活に合わせて、レンズのタイプを選びます
3. 初めての方は、着け外しの練習をします
4. 使い方とお手入れの説明を受けてから、処方します
目の表面の状態によっては、その日に処方できないことがあります。治療が先になる場合もあります。
お手入れと使い方の基本
- 決められた装用時間と交換期間を守ってください
- レンズを触る前に、石けんで手を洗って乾かしてください
- 決められた保存液でこすり洗いをしてください。水道水で洗わないでください
- 保存液は毎回新しいものに替え、レンズケースも洗って乾かしてください
- 着けたまま眠らないでください。医師の指示がある場合を除きます
- レンズを人と貸し借りしないでください
定期検査
使い続けている間も、目の表面に変化がないかを確かめる検査が必要です。
自覚がないまま傷や炎症が起きていることがあります。
検査の間隔は目の状態によって変わるため、診察でご案内します。
注意事項とリスク
- 検査を受けずに買ったレンズは、目の形や涙の量に合わないまま使うことになります。角膜(黒目)の傷や感染につながることがあります
- 装用時間と交換期間を過ぎて使うと、角膜が酸素不足になり、炎症やむくみが起こりやすくなります
- 目の表面の傷から細菌などが入ると、痛み・充血・目やにが出て、角膜に濁りが残ることがあります
- 症状があるときは装用をやめてください。再開の時期は医師の指示に従ってください
- レンズを着けたまま使えない目薬があります。使う前にご確認ください
- ここに書いた内容は一般的に知られていることで、すべての方に当てはまるわけではありません
通院の回数と期間
- 初めての方は、検査と着け外しの練習で、複数回の来院が必要になることがあります
- 処方したあとは、目の表面に変化がないかを確かめる検査を続けます
- 目の表面に傷や炎症があるときは、治療のための通院が加わります
費用の目安
目の状態を調べる診察と検査には、公的医療保険が使える場合があります。
自己負担の割合は、年齢と所得によって1割・2割・3割に分かれます。
保険証(またはマイナンバーカード)と、負担割合が書かれた証をお持ちください。
度が入っていないレンズを希望する場合など、公的医療保険が使えない検査もあります。
レンズそのものの代金は、公的医療保険の対象ではありません。
金額は受診時にご確認ください。
受診の目安とご持参いただくもの
すぐに受診してほしいとき
次のような変化が起きたときは、レンズを外して、様子を見ずに受診してください。
- 目が強く痛む
- 白目が強く赤くなった
- 急に見えにくくなった、かすむ
- 目やにが増えた
- 光がまぶしくて目を開けにくい
これらはレンズによる障害で起こることがありますが、急いで治療が必要な別の病気が関係している場合もあります。
症状だけでは原因が決まらないため、検査で確かめる必要があります。
早く受診したほうが、角膜(黒目)に濁りを残しにくくなります。
急がなくてよいが受診してほしいとき
- 装用中に乾く、ゴロゴロする
- 決めた期間より長く使ってしまった
- 前回の検査から時間がたっている
当院の対応
ここだけが医院ごとに変わる内容です。
院内で行える検査
視力検査、矯正視力検査、眼圧検査、眼底検査。
受付
予約制ではありません。番号札の順に診察します。
よくあるご質問
通販で買ってはいけないのですか。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。目の形や涙の量に合っているかは、検査でしか分かりません。検査を受けずに使うと、角膜(黒目)の傷や感染につながることがあります。
度が入っていないカラーコンタクトも検査が必要ですか。
必要です。度が入っていないレンズも同じ医療機器です。使う前に検査を受け、使い方とお手入れの説明を受けてください。
調子がよいのに、定期検査は必要ですか。
必要です。目の表面の傷や炎症は、自覚がないまま起きていることがあります。検査の間隔は目の状態によって変わるため、診察でご案内します。
着けたまま眠ってもよいですか。
医師の指示がある場合を除いて、着けたまま眠らないでください。角膜が酸素不足になりやすくなります。
このページの医療内容の監修
後藤 寿裕(院長/日本眼科学会 眼科専門医)
監修日が入っていません。監修した医師と監修日がそろうまで、このページは公開しません。
ご予約・ご相談
予約制ではありません。番号札をお取りのうえ、受付時間にお越しください。